ビジネスアイデア・商品企画・研究テーマ発掘のための「制約思考」
アイデア創出の急所である、「制約条件による絞り込み」を中心に解説し、実事例を取り上げてその勘所を捉える!
ビジネスアイデア・商品企画・研究テーマ発掘のための「制約思考」
〜正しい制約条件でブレークスルーを産み出せ!〜
主催:R&D支援センター
日時:2012年8月22日(水) 12:30〜16:30
[講座のポイント]
研究テーマ創出、新規事業企画、新商品企画、あらゆる側面で「新しいアイデア」が求められ、その比重は高まることはあっても減ることはない。しかし、闇雲に考えてもいいアイデアが出ないことも、体験的にわかっている。やはり何らかの方法論が必要である。「正しいアイデアの創出技法」を身につけたい、ほとんどの方がそう思われている。
一方で、すでに多くの「発想法」が巷には溢れている。問題は「なぜそれでもいいアイデアが出ないのか」ということである。数多くのビジネスアイデアや商品アイデア創出過程を分析した結果、アイデアの創出過程は、概略以下のステップであることがわかっている。
①大きな地図を作る
②制約条件で絞りこむ
③論理展開でメッシュ化し漏れをなくす
④評価して選択する
⑤深堀する
経験上、②の「絞り込み」が正しく迅速にできない人が非常に多いことがわかっている。この段階で大きな意思決定が伴うのであるが、ここを「決め切れない」ために、思考が深まらないのである。
本セミナーでは、アイデア創出の急所であり、殆どの日本人が苦手とする「制約条件による絞り込み」を取り上げ、幾つかの実事例を取り上げてその勘所を身につけていただく。取り上げる事例は、いずれも実際にユニークなアイデアを創出した事例であり、是非参考にしていただきたい。
[主な受講対象者]
・研究開発部門、企画部門のリーダー/担当者
・新規事業、新商品企画担当者
[プログラム]
1.より深く考えることの重要性
1-1.自分が考えるようなものは、すでに誰かも考えている
1-2.広く、深くの矛盾を解決するための「思考法」
1-3.last one piece を見つける
2.仮説思考から制約思考へ
2-1.仮説思考の「上位」にある思考法
2-2.「時間売り」思考から「投資」思考へ
2-3.many dots=不確実性、多様性、情報の飽和から抜け出すために
3.制約思考のパターン
3-1.積極的制約(強み型、トレンド型)
3-2.消極的制約(でしかできない型)
3-3.積/消極的制約(でしかできない+強み型)
3-4.因数分解型、必要十分条件型、他
4.事例
4-1.AR/触覚デバイスを考える
4-2.リサイクルビジネスのビジネスモデルを考える
4-3.他に1テーマ討議予定(時間によりテーマ変更や一部テーマを割愛する可能性があります)
5.制約思考の先にあるもの
5-1.意思決定のポイント
5-2.シーズオリエンテッドかニーズオリエンテッドか
5-3.まとめ
[質疑応答・名刺交換]