回転機械の基礎理論と制振法【大阪開催】

回転機械の振動トラブルをもっている技術者に必須の情報を提供!キャンベル線図,ジャイロモーメントなど回転体力学の基礎事項を説明したのち,発生する各種の振動の特徴を解説!

回転機械の基礎理論と制振法

主催:R&D支援センター

日時:2012年9月5日(水) 10:30〜16:30

【講座のポイント】
 ふれまわり運動をする回転機械は,往復振動系にはない独特な力学的性質をもっています。キャンベル線図,ジャイロモーメントなど回転体力学の基礎事項を説明したのち,発生する各種の振動の特徴を解説します。つぎに回転機械に発生するさまざまな振動について,これまで提案されている各種のパッシブ制振法を紹介します。

【受講対象者・レベル】
 回転機械の設計者,あるいは回転機械を利用している技術者。初心者からわかるように説明します。

【プログラム】
1.回転機械の基礎理論
  1-1. 回転機械のモデリング
  1-2. たわみ振動と強制振動(固有振動数線図)
  1-3. 傾き振動とジャイロモーメント
  1-4. 強制振動の例:玉軸受による振動
2.強制振動に対する各種制振法
  2-1. つりあわせ
  2-2. 防振ゴムによる制振
  2-3. 粘性減衰による制振
  2-4. 定点理論を適用した制振
  2-5. 不連続ばね特性を用いた制振
  2-6. ボールバランサによる制振
3.自励振動とその制振
  3-1. 内部摩擦(構造減衰)による自励振動
  3-2. 接触による自励振動(ラビング)
  3-3. 剛性に方向差によるラビングの制振
4.ねじり振動とその制振
  4-1. 駆動系のねじり振動
  4-2. ねじり振動の各種制振法

※講義終了後、技術相談を受け付けます。
相談内容に関する秘密は遵守します。[無料]

【質疑応答・名刺交換・個別相談】