濾過技術入門 −濾過の基礎知識と実操作への適用−【大阪開催】

濾過試験法、データ解析に基づく最適な濾過操作法を詳細に解説!濾過技術の最先端や将来動向をわかりやすく解説!

濾過技術入門 −濾過の基礎知識と実操作への適用−

主催:R&D支援センター

日時:2012年9月7日(金) 10:30〜16:30

【講座のポイント】
 濾過操作は最も古くから利用されてきた分離操作の一つであるが、現在も技術イノベーションが積み重ねられ、利用分野の拡大と分離対象粒子の多様化、微細化が加速化する傾向にある。セミナーでは、濾過の基礎をわかりやすく解説した後、濾過試験法、実験データ解析、濾過機や濾剤の選定、高効率の濾過操作法の実践的なノウハウを紹介する。さらに、濾過技術の適用分野や最新動向についても概説する。

【受講対象者・レベル】
 濾過技術を初歩から学びたい方々から、現場で濾過技術に関して問題を抱えている方々まで、比較的幅広い層を対象とします。

【プログラム】
1.各種濾過方式のメカニズムとその応用
  1-1 ケーク濾過と清澄濾過
  1-2 ケークレス濾過(クロスフロー濾過とダイナミック濾過)
  1-3 膜濾過(精密濾過と限外濾過)
  1-4 電場、超音波、磁場を利用した濾過
2.濾過試験と評価のポイント
  2-1 ケーク濾過の実験データの評価法
   (定圧濾過,定速濾過,変圧変速濾過)
  2-2 ケークの構造と圧縮性の評価法
  2-3 ケーク濾過の各種試験法
  2-4 精密濾過における膜閉塞抵抗の評価法
  2-5 閉塞濾過の評価法
  2-6 溶液環境依存性の評価法
3.濾過助剤・濾材の選定と効果的活用法
  3-1 濾過助剤の種類と特徴
  3-2 効果的な濾過を行うための助剤活用のポイント
  3-3 濾過助剤の添加量の決め方
  3-4 濾材選定のポイント
4.濾過機の選定とその留意点
  4-1 原液性状の評価法
  4-2 実験法
  4-3 濾過機選定の手順
5.濾過操作・設計のポイント
  5-1 バッチ式濾過操作の最適設計
  5-2 連続式濾過操作の最適設計
  5-3 逆洗濾過操作の最適設計
  5-4 濾過性能に影響する沈降の評価法
  5-5 円筒濾材による濾過評価法
  5-6 非ニュートン流体を含む濾過の評価法
6.濾過技術の適用分野
  6-1 浄水・廃水処理における濾過技術
  6-2 食品、バイオ、医薬関連分野における濾過技術
7.濾過の最近の動向と今後の展望
  7-1 高圧縮性難濾過性スラリーへの適用
  7-2 極微細難濾過性スラリーへの適用
  7-3 高効率複合操作への展開
  7-4 最近の濾過機

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