太陽熱高反射材の性能評価【大阪開催】

節電対策の一助としても期待される太陽熱高反射材、遮熱塗料、日高反射率塗料の開発に必要な基礎知識、評価技術を伝授!

太陽熱高反射材の性能評価  − 日射反射率の求め方 −

主催:R&D支援センター

日時:2012年9月10日(月) 12:30〜16:30

【講座のポイント】
 ヒートアイランド対策の1つとして定着しつつある高反射製品(太陽熱高反射材/遮熱塗料/日高反射率塗料)の開発に必要な基礎知識,評価技術を伝授いたします。その基本性能である日射反射率の測定方法を中心に,実測例を示しながら,測定装置の原理から具体的な手順,検査機関に依頼測定する際のコツや,測定値の正しい解釈など,高反射製品を適切に評価,選択する際に必要となるポイントを分かりやすく解説します。

 また,近年制定された関連工業規格(JIS K 5602「塗膜の日射反射率の求め方(2008年制定),JIS K 5675「屋根用高日反射率塗料(2011年制定)」)を詳解し,今後の展望も紹介します。

【プログラム】
1.はじめに
  1-1 地球温暖化ヒートアイランド,省エネ対策
  1-2 太陽熱高反射材が何故求められるのか
2.太陽熱エネルギー
  2-1 基準太陽光
  2-2 全天日射と直達日射
3.太陽熱高反射材の基礎原理
  3-1 用語について(遮熱,断熱,高反射)
  3-2 基礎原理
4.日射反射率の測定
  4-1 なぜ分光反射率測定が必要か
  4-2 分光反射率に基づく日射反射率測定の実際 − 使用する装置,反射標準,測定手順 −
  4-3 測定値は一体何を表しているか − 実測例の紹介,誤差要因の検討 −
  4-4 分光反射率測定以外の評価方法(温度測定,アルベド測定)
5.工業規格
  5-1 JIS K 5602「塗膜の日射反射率の求め方」は材料開発過程において有効か?
  5-2 JIS K 5675「屋根用高日反射率塗料」の考え方
6.今後の課題
  6-1 太陽熱高反射材の用途展開
  6-2 海外動向,高機能化

(質疑応答・名刺交換・個別相談)