金属材料の破断面解析技術とその事例【大阪開催】

破面解析技術を、実際の破面写真や実例を用いて解説!初歩的なフラクトグラフィ技術を紹介!

金属材料の破断面解析技術とその事例

主催:R&D支援センター

日時:2012年9月11日(火) 10:30〜16:30

【講座のポイント】
 破壊原因調査において最もよく用いられ、かつ有効な手法がフラクトグラフィ(破面観察)である。フラクトグラフィとは、金属の破断面を目視や電子顕微鏡で観察し、その様相から破損原因を推定する手法であり、き裂の進展方向や負荷状況を推定する技術である。今回は、実例を交えた主な破壊機構と、それぞれの破面の特徴を解説し、初歩的なフラクトグラフィ技術を紹介する。

【受講対象者・レベル】
 機械・金属・建設関連技術者・機械設備保守担当者など

【プログラム】
1.破面マクロ観察
1-1 塑性変形について
1-2 破面の凹凸など
1-3 起点位置の推定
1-4 き裂前縁形状
1-5 ラチェット模様
1-6 ビーチマーク
1-7 放射状模様
1-8 山形模様
1-9 シヤーリップ
1-10 破面の粗さの変化
1-11 最終破断部
2.金属の代表的な破壊
2-1 延性破壊
2-2 脆性破壊
2-3 疲労破壊
2-4 応力腐食割れ
2-6 水素誘起割れ(遅れ破壊)
3.破損原因調査事例紹介

【質疑応答・名刺交換・個別相談】