高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法と傷発生メカニズム【大阪開催】

プラスチック・ハードコート等の高分子材料のスクラッチ試験・評価方法について、事例を交えて分かりやすく解説!

高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法と傷発生メカニズム

主催:R&D支援センター

日時:2012年11月9日(金) 13:00〜16:30

【受講対象】
・高分子材料の耐傷つき性の定量評価手法を検討されている方
・耐傷つき性に優れた高分子材料の創製を目指しておられる方

【予備知識】
工学専門分野の方であれば、特に必要な予備知識がなくてもよいですが、高分子材料およびその力学的特性に関してある程度の知識を持つことが望ましい。

【修得知識】
・高分子材料の耐傷つき性定量評価手法および耐傷つき性に優れた材料の設計指針

【講座の趣旨】
 本講座では、高分子材料の耐傷つき性に関する新しい定量的な評価手法(ISO法)を述べるとともに、射出成形品、塗膜材料およびハードコートに関する評価事例を紹介する。評価事例を総括し、高分子材料の傷発生メカニズムおよび耐傷つき性に優れた材料の設計指針を議論する。


【プログラム】
1.背景
2.高分子材料の耐傷つき性評価手法
  2-1.従来法(定荷重法)
  2-2.ISO/ASTM法(荷重増分法)
  2-3.スクラッチ試験装置

3.ISO法に基づく評価事例
  3-1.スクラッチ試験条件の影響
  3-2.分子量・分子量分布の影響
  3-3.射出成形条件の影響
  3-4.添加剤の影響
  3-4.塗膜のスクラッチ挙動
  3-5.ハードコートのスクラッチ挙動

4.まとめ
  4-1.高分子材料の傷発生メカニズム
  4-2.材料設計指針

【質疑応答・名刺交換・個別相談】