測定の不確かさ入門 〜測定の信頼性とその評価〜
測定の不確かさとは何か、どう評価するか、どう活用するか、事例を含めて分かりやすく解説!
【講座のポイント】
GUM(測定における不確かさの表現のガイド)の制定を契機に、測定の信頼性を定量的に評価する方法が統一され、誤差評価から不確かさ評価へと移行しています。本講座では、不確かさとは何か、どのように評価するか、どのように活用するかについて、測定のトレーサビリティ、試験所認定における技能試験での応用など、事例を含めてわかりやすく解説します。
【受講対象者・レベル】
計測・測定に関わる技術者、ISO/IEC17025試験所認定に関わる技術者、不確かさを知りたい人、不確かさが分からないと悩んでいる人。入門から中級まで。
【プログラム】
1.測定における不確かさの表現のガイド(GUM)の特徴と内容
1-1 不確かさとは何か?
1-2 不確かさの評価モデル
1-3 不確かさ評価方法:タイプAとタイプBの評価方法
1-4 合成標準不確かさ:不確かさ成分の合成
1-5 拡張不確かさ:分かりやすい不確かさの表現
1-6 測定結果の報告:測定値と不確かさ
2.GUMの周辺情報
2-1 不確かさ評価の必要性と活用:試験所認定制度と技能試験
2-2 不確かさとトレーサビリティ
2-3 不確かさをめぐる最近の動向:JCGM
2-4 不確かさ関連規格の紹介:ISOとJIS
2-5 GUMに関連した統計的方法の整理
2-6 不確かさ評価の留意点
3.不確かさ評価の事例(機械、電気、化学など)
【質疑応答・名刺交換】