レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術

絶対に理解しておくべき式以外、数式は出てきません!レオロジーは複雑と言われていますが、初心者の方でも「分かりやすく」「やさしく」「おもしろく」説明します!

レオロジーの必須基礎知識と測定・解析技術

主催:R&D支援センター

日時:2012年11月30日(金) 12:30〜16:30

【講座の趣旨】
 「レオロジー=複雑」と言われていますが、ポイントさえ掴めれば誰でも理解できます。そのポイントを、レオロジー初心者の方でも分かりやすく・やさしく・おもしろく説明します。レオメーターによる評価では、その測定方法よりもデータの読み方や必要なデータを得るためのパラメーターの設定が難しいという方が多いと思います。そこで、レオロジーの基礎的な部分から種々の測定方法による材料評価(データの取り扱い方)まで幅広くご紹介いたします。なお、今回の講演では、ほとんど数式は出てきません(ただし、重要な式は紹介します)。レオロジーを勉強する第一歩として講演を聴いて頂ければと思います。

【プログラム】
1.レオロジーの概念
  1.1 レオロジーで何がわかるのか?
  1.2 レオロジー挙動を利用した商品
2.レオロジーの共通語
  2.1 フックの法則 / ニュートンの法則    
  2.2 粘弾性測定
  2.3 貯蔵弾性率と損失弾性率
3.ずり速度と粘度の関係
  3.1 粘度計とレオメーターの違い
  3.2 チクソトロピー / レオペクシー / ダイラタンシー
  3.3 アロンアルフアの粘度調製
4.粘着性能と粘弾性挙動
  4.1 粘弾性を用いた塗布性の評価
5.種々の粘弾性測定
  5.1 歪み分散測定
  5.2 温度分散測定
  5.3 周波数分散測定
  5.4 定常流動粘度
  5.5 ずり速度
  5.6 応力緩和測定
6.測定後の解析(得られたデータの取り扱い方)
  6.1 時間−温度換算則
  6.2 スライムの緩和時間を求める
  6.3 ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
  6.4 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
  6.5 ゲル化臨界点
7.その他
  7.1 非線形粘弾性

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