プラスチックレンズを取り入れた光学設計
実際にプラスチックレンズが使用されているレンズ系の材料、温度ドリフトなど事例を詳解し設計や評価方法を習得!
主催:R&D支援センター
日時:2012年12月13日(木) 10:30〜16:30
【習得できる知識】
プラスチックレンズの材料、温度ドリフト、光学系にプラスチックレンズを取り入れた事例を通じて、レンズの設計や評価の方法が習得できる。
【主な受講対象】
企業の研究・開発・製造部署、大学の研究室でレンズの光学設計や評価に携わっておられる方やこれからレンズ光学を学習される方対象としています。
【講座の趣旨】
プラスチックレンズは、安価に量産できる事からファインダーやレーザーコリメート、現在ではボードカメラやLED照射用などに幅広く用いられています。
この講座では、実際にプラスチックレンズが使われているレンズ系の事例を紹介し、ガラスレンズに対して注意すべき点を重点に説明します。
【プログラム】
第1章 ファインダーレンズ
1-1. 倍率
1-2. 視度と調整
1-3. アフォーカル収差
1-4. 設計事例 (EVFレンズ/実像式ズームファインダー)
第2章 魚眼レンズ
2-1. 射影方式と周辺光量
2-2. 歪曲補正方法
2-3. 歪曲補正による解像度劣化
2-4. 設計事例 (超広角から魚眼へ/歪曲の目立たない設計)
2-5. 設計事例 (光学仕様)
第3章 ズームレンズ
3-1. 光学設計手順
3-2. 設計事例(CCTV用ズームレンズ/プロジェクター用投写レンズ)
(補足1)光学プラスチック材料の屈折率
(補足2)薄肉レンズの温度ドリフト
(補足3)温度変化時のレンズパラメータ変更
第4章 光ピックアプレンズ
4-1. 対物レンズのNA
4-2. 波面収差と光線収差
4-3. 設計事例(CD用対物レンズ/CD/DVD互換対物レンズ)
(補足4)3波長互換対物レンズ
第5章 照射用レンズ
5-1. 測光量の定義
5-2. 照明方法
5-3. LED投光受光レンズ
5-4. 太陽光集光レンズ
5-5. 露光用レンズ
5-6. LED照射角拡大レンズ
(補足5)LED投光受光レンズ迷光
(補足6)光束密度追跡式
(補足7)非球面形状評価
(補足8)プラスチック
(質疑応答・名刺交換・個別相談)