ラミネート加工におけるトラブル事例と対策

接着がどのようにして発生するかをやさしく説明し、日常の現場で生まれている問題点を挙げ、その解決法を実際に見た事例を具体的に示し、Q&Aを交えながら対策を考えていく!

ラミネート加工におけるトラブル事例と対策

〜ノンソルベント・ドライ・押出・共押出ラミネーションを中心に〜

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月29日(火) 10:30〜16:30

【講座の趣旨】
 ラミネーティング(積層)技術は、材料と材料とを貼合わせる技術である。

 この加工技術には接着剤を介して貼合わせる方法と溶融樹脂を介して貼り合わせる方法に大きく分けられる。そこには現場でしか見えてこないノウハウ、また製品をいかにロス少なく作り上げる「モノづくり」力が多く潜んでいる。

 接着がどのようにして発生するかをやさしく説明し、日常、そこで生まれている問題点を挙げ、その解決法を実際の製造現場から見た主な事例を具体的に示し、Q&Aを交えながら対策を考えていく。

 ラミネート加工技術の中身を知りたい、もう少しのぞいてみたいと考えている方々、インキ・接着剤・原料樹脂関係、加工現場、品質管理、検査、設備、包装設計関連の方々に参加いただき業務の一助になれば幸いです。


【プログラム】
1.接着の発生と基本
  1-1 接着の発生
  1-2 濡れ・表面張力
  1-3 アンカー・ファスナー効果
  1-4 結合
  1-5 溶解度パラメーター(SP)
1-6 接着界面、接着剤の強さ
  Q&A
2.ノンソルベント・ラミネーションでのトラブル事例対策
  2-1 濡れと接着強度
  2-2トンネリング、カール
  2-3 巻き芯シワ
  2-4 接着剤供給装置と洗浄
  Q&A
3.ドライ・ラミネーションでのトラブル事例対策
  3-1 トンネリング、カール
  3-2 ドクター筋、カスレ
  3-3 ラミ加工中の縦折ジワ
  3-4 巻締まりシワ
  3-5 印刷縦柄製品の巻締まりシワ
  3-6 ラミニップ部でのシワ、熱ジワ
  3-7 接着剤の反応と種類および接着強度
  3-8 ハイソリッド接着剤の加工での問題点
  Q&A
4.押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
  4-1 ダイ・デッケル、ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
  4-2 耳のトリミング
  4-3 工程内での印刷ピッチ調整
  4-4 カール対策
  4-5 原料樹脂交換( PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー )
  4-6 押出ラミネーションでのオゾン処理効果
  4-7 ノーアンカーコート押出コーティングの有効性
  Q&A
5.共押出コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
  5-1 フィードブロックによる樹脂の流れ
  5-2 フィードブロックによる厚み調整
   5-2-1ベンとピンによる厚み調整
   5-2-2 コンバイニング・アダプター による厚み調整
  5-3 共押出装置と主な構成と問題点
  Q&A
6.ラミネート加工前後の主なトラブル事例対策
  6-1 印刷インキとのトラブル
  6-2 残留溶剤トラブル対策
  6-3 各工程での歩留まり対策
  6-4 ラミ前印刷原反の巻き芯シワ対策
  6-5 ラミネート後のエージング(保温)
  6-6 静電気、帯電防止
  6-7 ヒートシール強度
  6-8 耐内容物適性
  Q&A
(名刺交換・個別相談)

技術者のプレゼンテーション・スキルアップ講座

各自のプレゼンテーションをiPadで撮影して、スキルを診断します。その診断結果を分析して問題点を確認し、グループで処置・対策を検討しましょう。聞き手を説得し動かすための話し方を学んでいただきます!

技術者のプレゼンテーション・スキルアップ講座

プレゼンが変わればビジネスが変わる!研究員、開発・設計者、エンジニアのプレゼン強化セミナー!

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月29日(火) 10:30〜17:30

【企画の趣旨】
 研究者や開発・設計者、エンジニア―の話が「よくわからない」とか「難しい」と言われるのは、多くの場合話し手に原因があります。対策としては、聞き手に合わせた話の組立てと、専門技術を解り易く解説して、落ち着いた態度や姿勢で相手を引きつけ、プレゼンテーションで内容を正しく伝えることが、理解と合意を引き出すカギとなります。

 本セミナーでは、参加者全員のプレゼンテーションをiPadで撮影し、スキルを診断します。診断結果を分析して問題点を確認し、グループで処置・対策を検討します。聞き手を説得し動かすための話し方を学び、設定した課題へのチャレンジで、聞き手を説得し動かすための、プレゼンテーション力を強化して頂きます。

【講師の言葉】
 技術者やリーダーが、社内の関係者やお客様を前にして、技術の優位性や商品の特徴についてプレゼンテーションする機会が増えています。話すことが不得意な技術者は、聞き手から「説明がわからない」とか「結論が不明だ」と言われ、プレゼンテーションがビジネスに結び付かないこともあります。

 技術者の説明が『わかりにくい』といわれるのは・・・
  ・聞き手を無視した専門用語を多用した。
  ・自分の関心事項や得意分野の話に終始した。
  ・活用例や効果説明より技術的な話で時間がきた…などです。

 聞き手が「わかりやすい」と感じるプレゼンテーションは、
  ・プレゼンの目的や全体の流れが示されている。
  ・聞き手が内容を理解し使用法がイメージできる。
  ・聞き手の目線で言葉を選び具体的に説明する…ことです。

 本講座では、実践型の講義で知識とスキルを学び、プレゼンテーションワークで、一人一人のプレゼンパワーを強化していただきます。

 この機会に万障お繰り合わせの上 是非、ご受講下さい。

【プログラム】
1.はじめに
2.まずプレゼンテーションをやってみましょう
  1)プレゼンをiPadで撮影する(全員)
  2)再現映像を見て自分の問題点を確認する
  3)CAPDo(キャップドウー)で相互評価
  4)スキルアップシートの作成と代表者の発表
3.聞き手に届くプレゼンテーションとは
  1)第一印象は見た目で5割決まる
    見た目のチェック(二人ひと組で)
  2)聞き手に好感を与えるエクササイズ
   (1)すっきりとたっていますか?
   (2)美しい姿勢を意識していますか?
   (3)お腹から声を出していますか?
   (4)笑顔でアイコンタクトしてますか?
4.プレゼンテーションワーク(1)
  1)テーマ:「商品・サービス(90秒)紹介」
   (1) 原稿の作成 10分(リハーサル時間含む)
   (2) 90秒プレゼン:グループごとに行う
   (3) ヒアリングシートの記入
   (4) グループ内ディスカッション
  2)聞き手を動かすプレゼンテーションスキルとは
   (1) 「アイウエオ」で聞き手のニーズを把握する
   (2) 提案を「カキクケコ」でまとめ聞き手を説得する
   (3) プレゼンは「サシスセソ」で聞き手を動かす
5.プレゼンテーションワーク(2)
  1)テーマ「自由設定(3分)プレゼン」
  2)ゴール:聞き手から「YES」を引きだす
   (1) 原稿の作成 10分(リハーサル時間含む)
   (2) 3分プレゼン:グループごとに行う
   (3) グループディスカッション(代表者の決定)
  3)グループ対抗プレゼンテーション
  4)講師のコメント
6.まとめ、質疑・応答
個別相談(当日受付します)

プラスチック成形金型の設計・製作技術の基礎理論

金型の設計・加工技術・CAD/CAMの活用・・・等のポイントについての基礎を経験豊富な講師が詳説する!

プラスチック成形金型の設計・製作技術の基礎理論

〜樹脂成形品設計者,金型設計者のための〜

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月28日(月) 10:00〜16:30

【習得できる知識】
プラスチック材料,射出成形機,射出成形の基礎理論,プラスチック金型の基本,種々のプラスチック成形,金型加工方法,各種加工方法,プラスチック金型材料,熱処理の基本,CAD/CAM技術

【講座主旨】
「製造業のモノづくり」には、さらに厳しいコスト・品質が要求されています。「モノづくり」のキーテクノロジーである金型製作においても同様です。本セミナーでは金型の設計・加工技術・CAD/CAMの活用・・・等のポイントについての基礎を解説します。初心者の方、営業の方、転職の方のご参加を是非お勧めします。

第1セッション「金型とは、その取り巻く環境への対応、プレス型の基礎」
「金型とは・・・金型の種類と分類」から解説し、金型を取り巻く環境とその対策、CAD・CAMシステムの必要性、今後あるべき金型企業のあり方について解説します。そして、プラスチック材料,プラスチック金型として代表的な射出成形金型の基礎について解説します。

第2セッション「プラスチック(射出成形)・鋳造・鍛造金型の基礎」
射出成形の基本事項が理解でき、キャビ・コアの概念がよく分かるようになります。また、金型加工法の基礎では加工図面・仕上げ精度といった基礎事項から加工方法の種類、加工工程の決め方、それぞれの工具・機械の使い方などについて解説します。

第3セッション「金型用材料・金型材料の熱処理の基礎,CAD/CAM入門」
また、金型用材料の基礎、その選択のポイントについて解説します。そして、金型材料の熱処理の基礎では焼入、焼鈍、焼戻をはじめとして、その種類や表面処理についても解説します。CAD/CAMの基礎についても最新の情報を取り混ぜながら解説します。


【プログラム】
第1セッション「金型とは、その取り巻く環境への対応、プラスチック型の基礎」
 0.金型業界の取り巻く環境への対応・・・CAD/CAMの適用

 1.金型とは・・・金型の種類と分類

 2.射出成形の理論とプラスチック型の種類
   2-1.射出成形とは
   2-2.射出成形用金型の基本構造
   2-3.プラスチック材料の種類と特性

第2セッション「プラスチック(射出成形)・金型加工法の基礎」
 3.プラスチック型の種類
    a.圧縮成形用金型  b.トランスファ成形用金型  c.押し出し成形用金型
    d.ブロー成形用金型 e.真空成形用金型

 4.金型製作工程のポイント

 5.金型加工法そのポイント
   5-1.切削加工による金型製作
   5-2.金型加工用切削工具
   5-3.研削加工による金型製作
   5-4.研削砥石の選択基準
   5-5.金型の仕上げ加工の手順
    a.みがき作業 b.仕上げ加工例 c.自働化
   5-6.放電加工の加工原理
   5-7.形彫り放電加工の基礎知識と加工特徴
   5-8.ワイヤ放電加工の概略と基礎知識

第3セッション「金型用材料・金型材料の熱処理の基礎・CAD/CAM入門」
 6.金型用材料の種類と選択のポイント
   6-1.金型に必要な性質と各種材料の特性
   6-2.目的にあった金型材料選択のポイント

 7.金型材料の熱処理と表面処理
   7-1.熱処理の種類と特徴
   7-2.表面処理法の種類と特徴

 8.CAD/CAM入門
   8-1.CAD/CAMの特徴と有効運用
   8-2.CAD/CAMによるプラ型づくりの効率運用

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

品質機能展開(QFD)実践のための基礎講座

事例を通して顧客満足の確保、品質・サービスの向上、新製品開発における課題の明確化・共有化に向けた使いやすい役立つ品質機能展開を詳解!

品質機能展開(QFD)実践のための基礎講座

顧客満足・品質向上、商品・サービス開発に向けて〜

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月28日(月) 10:30〜16:30

【修得知識】
・品質機能展開(QFD)を実践にむけて、その本質を理解することによって、開発業務等の効率を向上できる
・品質機能展開(QFD)の活用法として、他の技法(FMEA・FTA・TRIZ・タグチメソッドなど)と連携を理解できる。
・現状の業務への適用方法が事例を交えて理解できる。

【講座の趣旨】
 品質機能展開(QFD)は日本で生まれた技法です。顧客満足(CS)の確保、品質やサービスの向上、新製品開発における課題の明確化・共有化のツールとして活用している企業が多いのですが、企業の業務内容の詳細な因果関係も明確にできることから、社外秘的に扱われることから、事例として出ているものは少ないのも実態です。また、デザインレビューにて活用し有効に機能している企業もありますが、表を作ることが主体となってしまい、時間がかかる割には、成果が見えてこない、管理職においても見方がわからなく、良し悪しの判断もできず、有効に機能していないのというものも散見されます。狭い範囲、部署内での活用も有効です。事例を通して、使いやすい、役立つ品質機能展開についてわかりやすく解説します。


【プログラム】
1.品質機能展開(QFD)とは
2.新製品開発活動の課題
 1−1.品質の確保
 1−2.よい品質とは
 1−3.顧客満足のしくみ
 1−4.新製品の開発における活用

3.品質機能展開(QFD)の実施
 3−1.新製品開発活動における重点
 3−2.品質表の作成法:要求品質表の作成〜目標設定
 3−3.未然防止活動への展開、故障予測〜再発防止
 3−4.QFDで期待される効果とその指標
 3−5.今、どうしてQFDが見直されているのか

4.デザインレビューでの活用
 4−1.デザインレビューとは
 4‐2.デザインレビューの目的、QFDの活用法
 4−3.デザインレビューの誤解
 4−4.デザインレビューを効率化のために

5.事例紹介
6.質疑応答

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

ナノ粒子の分散・凝集機構とゼータ電位測定、分散安定性の評価方法

ゼータ電位(分散促進因子)とハマカー定数(凝集促進因子)、2つのパラメータの求め方を含めてDLVO理論の徹底理解をめざす!

ナノ粒子の分散・凝集機構とゼータ電位測定、分散安定性の評価方法

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月28日(月) 10:30〜16:30

【予備知識】
・大学初年度程度の物理化学。

【修得知識】
・分子間力およびナノ粒子間力
電気泳動測定法
・ハマカー定数とゼータ電位
・DLVO理論
・ポテンシャル曲線によるナノ粒子分散系の安定性評価

【講座の趣旨】
 ナノ粒子分散系の安定性はDerjaguin – Landau – Verwey – Overbeek (DLVO) 理論をもとに定量的に評価される。この理論のキーワードはゼータ電位(分散促進因子)とハマカー定数(凝集促進因子)である。これら2つのパラメータの求め方を含めてDLVO理論の徹底理解をめざす。


【プログラム】
1.界面電気現象とゼータ電位
  1-1.ナノ粒子の表面電荷と表面電位
  1-2.ナノ粒子周囲の拡散電気二重層

2.電気泳動移動度の測定
  2-1.ゼータ電位(分散促進因子)の求め方
  2-2.Smoluchowskiの式、Hückelの式、Henryの式
  2-3.緩和効果を考慮した式
  2-4.液滴、高分子電解質、柔らかい粒子(高分子で覆われた粒子)の電気泳動

3.分散系の安定性を評価する方法
  3-1.ナノ粒子間のファンデルワールス相互作用:ハマカー定数(凝集促進因子)
  3-2.ナノ粒子間の静電相互作用
  3-3.DLVO理論

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

イソシアネートの基礎講座

イソシアナートの反応機構、種類、特徴と用途、製造方法、環境対応および機能の向上ならびに今後の技術動向について分かりやすく解説!

イソシアネートの基礎講座

〜イソシアネートの種類・用途、製造方法、反応、選び方、機能付与、技術動向〜

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月25日(金) 12:30〜16:30

【予備知識】
・大学初年度程度の有機化学あるいは高分子化学。

【修得知識】
・イソシアネートモノマーおよびオリゴマーの種類と用途
・イソシアネートの選び方
・イソシアネートの主用途であるポリウレタンの用途と特徴

【講座の趣旨】
 イソシアネートは、ポリウレタンの主要な原料として、軟質および硬質フォーム、塗料、接着剤、シーラント、エラストマーならびにメガネレンズなど幅広い分野で使用されている。近年、イソシアネートの環境対応およびポリウレタンの高機能化を志向して、新規なイソシアネートモノマーの開発およびイソシアネートモノマーの変性が盛んに検討されている。

 本講では、イソシアネートの反応機構、種類、特徴と用途、製造方法、環境対応および機能の向上ならびに今後の技術動向について分かりやすく説明する。具体的には、イソシアネート基の反応機構、芳香族および脂肪族イソシアネートの特徴、種類と用途を紹介した後、イソシアネートの製造方法、誘導化およびその応用について、トッピクスを織り交ぜながら講義を進める予定である。さらに、ポリウレタンの高機能化に対するイソシアネートからのアプローチ、新規なイソシアネートモノマーの開発状況、イソシアネートの環境対応について言及する。


【プログラム】
1.イソシアネートの歴史
2.イソシアネート基の反応性
  2-1.イソシアネートの化学反応機構
  2-2.イソシアネート化合物の分類

3.イソシアネートの生産量
4.芳香族および脂肪族イソシアネートの特徴
  4-1.耐光性
  4-2.アルコールとの反応性
  4-3.ジイソシアネートモノマーの反応性

5.各種イソシアネートの種類と用途
  5-1.MDI
  5-2.TDI
  5-3.特殊芳香族/芳香脂肪族ジイソシアネート
  5-4.HDI,IPDI,H12MDI他
  5-5.特殊イソシアネート
  5-6.モノイソシアネート

6.イソシアネートの製造方法
  6-1.ホスゲン
  6-2.ノンホスゲン
  6-3.イソシアネートの反応性に及ぼす酸塩基の影響

7.イソシアネートの誘導化
  7-1.誘導化する目的
  7-2.反応マップ
  7-3.活性水素化合物へのイソシアネートの反応性

8.イソシアネートの応用
  8-1.ポリウレタン
  8-2.ポリウレア
  8-3.ポリイソシアネートオリゴマー(硬化剤)
  8-4.ポリイソシアヌレート
  8-5.ポリカルボジイミド
  8-6.その他耐熱性ポリマー

9.機能に応じたイソシアネートの選び方
10.イソシアネートの技術動向
  10-1.新規なイソシアネートモノマー
  10-2.イソシアネートの環境対応
  10-3.水系化
  10-4.水系ポリウレタン
  10-5.ブロックイソシアネート

11.各種イソシアネートの物性
12.イソシアネートに関する法規制
13.まとめ

【質疑応答・名刺交換・個別相談】

ポジショニング戦略の理解とポジショニングマップの活用法事例紹介

マーケティング戦略の策定や商品開発に携わっている方は必聴!ポジショニング戦略、およびその解析手法であるポジショニングマップの活用法の事例を詳解!

ポジショニング戦略の理解とポジショニングマップの活用法事例紹介

主催:R&D支援センター

日時:2013年1月25日(金) 12:30〜16:30

【講座の趣旨】
 1980年代にJ・トラウトらによって紹介された「ポジショニング」という考え方が、今、見直されています。30年前のブームと現在の違いはどこにあるのでしょうか。市場が混沌とし、またスピード感が以前より格段に早まった現代において、ポジショニングは極めて重要な戦略の1つと考えられております。

 本講座では、ポジショニング戦略について、正しく理解するとともに、その解析手法であるポジショニングマップの活用法の事例を紹介します。マーケティング戦略の策定や商品開発に携わっている方向けの内容です。

【プログラム】
1.ポジショニング戦略の理解
  1-1.ポジショニング戦略の創始と発展
    1-1-1.自分自身のポジショニング
    1-1-2.キャリアステップに活かすポジショニング
    1-1-3.選挙の投票行動とポジショニング
  1-2.マーケティング分野でのポジショニング戦略
    1-2-1.商品ポジショニングの考え方
    1-2-2.なぜまたポジショニングなのか
    1-2-3.市場の動向とポジショニング戦略
    1-2-4.身近にあるポジショニングの具体例
    1-2-5.同じ商品でも異なったポジショニングという具体例

2.分析手法としてのポジショニング
  2-1.ポジショニング分析に適したもの
  2-2.ポジショニングマップの作成法
    2-2-1.統計的なポジショニング分析の概要
      2-2-1-1.統計ソフトによるポジショニングマップの作成
      2-2-1-2.①数値データとカテゴリーデータ
      2-2-1-3.②データ作成のノウハウ
      2-2-1-4.③マップ化のポイント
    2-2-2.統計的ポジショニングマップの作成
    2-2-3.フリーハンドでもできるポジショニング分析

3.ポジショニングマップの戦略への活用
  3-1.従来型分析法の問題点
  3-2.1次元の比較で見えてこないものが2次元にすれば、多角的に分析できる
  3-3.絶対的比較と相対的比較
  3-4.市場全体の傾向の把握
    3-4-1.開拓期、参入期、淘汰期、安定期
  3-5.自社商品と競合他社商品の比較
    3-5-1.①ユーザーの分析
    3-5-2.②市場展開の分析

4.結果の商品開発・事業戦略への活用法
  4-1.自社の本当の強みを活かすには、どこを特化すればよいのか
  4-2.低コスト・低価格化戦略
  4-3.差別化戦略
  4-4.ターゲット市場の絞り込み戦略

5.その他

【質疑応答・名刺交換・個別相談】