微粒子・ナノ粒子の分散安定化と新たな表面調整剤の技術動向
粒子の分散安定化メカニズムの説明と、最新の分散剤について解説!
膜及び表面特性の改善ならびに新機能付与について、最近開発された添加剤技術を詳解!
≪1名分料金で2人目無料≫
主催:R&D支援センター
日時:平成22年7月22日(木)13:00〜16:30
<講座趣旨>
ナノ粒子のコーティング材への使用が広がっている。
実際、フィルムでの樹脂と固体粒子との組み合わせは、光学的・機械的特性の向上に寄与している。
また電池材料や電極でも、系中での分布・凝集構造の制御が各種特性に影響を与えると、固体粒子の分散安定化が注目されている。
今回は、粒子の分散安定化メカニズムの説明と、最新の分散剤の紹介をしたい。
あわせて、膜及び表面特性の改善ならびに新機能付与について、最近開発された添加剤技術にも触れる。
<プログラム>
1)粒子の表面と吸着特性
酸塩基理論、π電子相互作用、疎水性相互作用
2)粒子の分散安定化メカニズム
静電気的反発、立体障害
3)湿潤分散剤の構造と機能
吸着基特性、分子の構造制御
4)粒子ごとの適用例
有機顔料、カーボン・カーボンナノチューブ、シリカ・金属酸化物
5)ナノ粒子ディスパージョンの例
シリカ、酸化亜鉛、酸化セリウム
6)表面調整剤の基礎
レベリング性、濡れ性
7)シリコンマクロマーを用いた表面調整剤
各種構造とその特性
8)機能付与の例
撥水性・撥油性・易洗浄性、耐スリキズ性
【質疑応答・名刺交換・個別質問】