色素増感太陽電池の材料開発・製造技術・モジュール化

高効率・長寿命化に向けた色素・シール材の材料開発、スクリーン印刷・塗工技術による製造プロセス、低コスト・高性能化へのモジュール化!

色素増感太陽電池の材料開発・製造技術・モジュール化

 〜有機太陽電池の高効率化・長寿命化への開発最前線〜

 【1日目 色素増感太陽電池

主催:R&D支援センター

日時:平成22年9月7日(火) 10:00〜16:30

第1部 「色素増感太陽電池の高性能化に向けた材料開発動向

第2部 「色素増感太陽電池用シール剤の設計と要求特性」

≪講座趣旨≫
DSCの電解液シールに必要なシール剤についての説明
弊社シール剤の設計コンセプト、使用方法、注意点を説明する

≪プログラム≫
1.シール剤の基礎
  1-1.シール剤概要
  1-2.漏れの種類
2.色素増感太陽電池とシール剤
  2-1.シール剤への要求特性
  2-2.シール剤使用方法
3.色素増感太陽電池用シール剤の特徴
  3-1.要求特性と耐久性試験
  3-2.シール剤コンセプト
  3-3.シール性評価方法
  3-4.使用上の注意

第3部 「スクリーン印刷による 色素増感太陽電池の製造技術」

≪講座趣旨≫
色素増感太陽電池製造においてスクリーン印刷法が携わる工程とスクリーン印刷の基礎、量産に向けた印刷機について説明する。

≪プログラム≫
1.太陽電池とスクリーン印刷
2.色素増感太陽電池の製造工程とスクリーン印刷
3.スクリーン印刷
  3-1.スクリーン印刷の特長
  3-2.スクリーン印刷の原理
  3-3.スクリーン印刷の要点

4.スクリーン印刷機
  4-1.スクリーン印刷機の要点
  4-2.研究用から量産用まで

第4部 「色素増感太陽電池の低コスト・高性能化に向けたモジュール開発」
≪講座趣旨≫
実用型太陽電池として唯一溶液塗布によって大気下の印刷式生産が可能な色素増感太陽電池について、国内外の企業・研究期間の開発動向をレビューするとともに、コスト面でさらなる削減を図るためのフィルム基板を使った電極作製方法と、フレキシブル性を活用したモジュールの産業用途を紹介する。また、耐久性開発の現状と有機薄膜太陽電池との比較をトピックスとして取り上げる。

≪プログラム≫
1.色素増感太陽電池の特徴とコスト目標
  1-1.色素増感太陽電池の構造上の特徴
  1-2.国内外の開発の動向
  1-3.有機薄膜太陽電池との比較
  1-4.有機太陽電池のコスト目標
2.プラスチック基板を使った色素増感太陽電池の製作
  2-1.酸化チタンの低温成膜の方法
  2-2.電池の性能
  2-3.シリコン太陽電池等との性能比較
3.モジュール開発
  3-1.色素増感太陽電池モジュールの一般的構造
  3-2.ロール・ツー・ロールに向けたプロセス技術
  3-3.低コスト化に向けた素材と構造の改良
  3-4.高耐久化に向けた素材改良と封止技術
4.色素増感太陽電池の用途
  4-1.普及につなげる色素増感太陽電池の特徴差別化
  4-2.民生用、消費者機器用の用途開発