中国におけるLED業界の現状と将来展望・ビジネスチャンス
LED照明の普及が進む中国。その技術応用力は急速な発展を遂げている。日本のLED市場にも大きな影響を与える中国LED業界の現状と将来展望を把握して、今後の製品開発や市場開拓に繋げよう!
主催:R&D支援センター
日時:平成22年10月7日(木) 12:30〜16:30
<講師の言葉>
蝋燭・電球・蛍光灯に続く、第4世代の照明と言われるLED(発光ダイオード)照明が黎明期を迎えたと言われている。この次世代照明が現在の電球や蛍光灯に替わって普及が進み「ブレークスルーする条件」は、その特徴を最大限に活かし、弱点を克服することである。
中国LED産業界は上海万博を契機に、急速な発展を遂げており、その技術応用力は日本・韓国・台湾の企業を追い越しており、今後日本のLED市場において、中国LED産業界の存在は重要な役割を果たすものと推察される。
日本が中国と如何に付き合うべきか、中国における15年余の事業経営の経験から考察した、中国LED業界の一端をお伝えし、今後の研究開発や市場開拓の一助となれば幸いである。
<プログラム>
1.中国経営者の一般的思考と実態
1-1 中国近代史が与えた影響
1-2 中国における事業経営の優先順位
1-3 中国製造業の実態
1-4 中国の商習慣
1-5 昨今の労働争議の問題
2.中国のLED産業の現状と将来
2-1 上海万博にみるLED応用技術力
2-2 磁石産業にみるLED産業界の将来
2-3 アリババドットコムにみるマーケット戦略
2-4 日本と中国のLED展示会の相違
2-5 巨大バックヤードが支える電子機器産業界
3.日本のLED産業の現状と動向
3-1 日本の製造業の現状
3-2 LED業界の市場動向
3-3 LED業界の技術動向
4.LED産業界の将来
4-1 1兆円市場は生まれるか
4-2 市場のブレークスルー
4-3 限界コスト
4-4 LED照明機器の応用分野
4-5 LED照明導入モデル
4-6 その他考察
5.中国市場進出に向けて
5-1 日本企業の中国進出における現状
5-2 今後どこにビジネスチャンスを見い出すか
5-3 中国進出第四の道
5-4 LED開発の方向性
5-5 中国進出における落とし穴とリスク回避
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
キーワード:発光ダイオード,LED照明,白色LED,中国進出,講習会