有機EL/LEDにおける光取出し効率の計算・評価・解析手法
微細加工技術の発展によって光の伝搬を解析し取り出し効率を改善したり、特性をコントロールしようとする動きがはじまっている。本講座ではこれらの挙動を計算によって解析する場合のポイントをシミュレーションの観点から解説したい!
有機EL/LEDにおける光取り出し効率の計算・評価・解析手法
主催:R&D支援センター
日時:2011年3月28日(月) 12:30〜16:30
<講座趣旨>
LEDやELなどの発光効率は今まで色々と議論されてきた。しかし最近は、微細加工技術の発展によって光の伝搬を解析し取り出し効率を改善したり、特性をコントロールしようとする動きがはじまっています。本講座ではこれらの挙動を計算によって解析する場合のポイントをシミュレーションの観点から解説したいと思います。
<プログラム>
1.LED/EL素子の効率向上の経緯
2.波動/電磁界解析の必要性
2.1 各光学理論の分担とその関係
2.2 幾何光学の限界
2.3 時間ドメインの解析理論(FDTD法)
2.4 波長ドメインの解析理論
3.デバイスの発光特性と解析に必要な機能
3.1 デバイスの発光特性
3.2 解析ツールに必要な機能
4.デバイスの構造モデリングのためのポイント
4.1 構造の特徴
4.2 解析上必要な機能
5.デバイスの物性のモデリングについて
6.外部量子取り出し効率の計算
7.遠方界での光取り出し効率の評価(FDTD法)
7.1 Near field/Far field
7.2 単一波長での評価
7.3 発光波長のスペクトラム全体でのFarFieldの評価
7.4 実際の測定との整合
8.出射界面での光の反射・透過特性の解析(RCWA法)
8.1 平面波による解析
9.計算時の物性と実際の物性の差異について
9.1 理論値での計算について
他、事例の説明
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