3次元CADを駆使した機械設計の基礎と応用

3DCADによる板金、樹脂、切削の設計に関して、マニアックな加工知識を避け、「設計サバイバル術」と称する設計の「知恵」と「道具」だけで加工しやすい形状へと導く!

3次元CADを駆使した機械設計の基礎と応用

主催:R&D支援センター

日時:2011年5月20日(金) 10:30〜16:30

<講座のポイント>
機械設計の初心者が、・・・

① 回路基板を固定する板金箱(シールドボックス)を設計しろ!
② TVゲーム機構部を収納する樹脂筐体(きょうたい)を設計しろ!
③ ベルトコンベアを動かす回転軸を設計しろ!

と言われて、いきなり設計できるでしょうか? その答えは、「不可能!」です。本セミナーは、以下に示すコンセプトと目標で開催します。

<コンセプト>
図面を描く前に知っておくべき加工の基礎知識、その内、最も有効な知識だけを伝授し、メカ屋の初心者を一機にベテラン技術者へと導く。

<手段>
板金、樹脂、切削の設計に関して、従来書籍にみられるマニアックな加工知識を避け、「設計サバイバル術」と称する設計の「知恵」と「道具」だけで加工しやすい形状へと導く。

<目標>
板金、樹脂、切削の設計に関する「親切なお料理セミナー」を目指した。

<プログラム>
1.究極の設計サバイバル術
  1-1.設計サバイバル術とは?
  1-2.トラブル回避は、断面急変の探索スキャンでよし!

2.板金部品における設計サバイバル術
  2-1.C面だけで強度アップする設計サバイバル術
  2-2.板金箱の設計サバイバル術
  2-3.回路基板を収容するシールドボックスを設計する
  2-4.VTR機構部を設計サバイバル術で分析する
  2-5.崖っぷちに立つねじ穴の設計サバイバル術
  2-6.嵌め殺しの設計サバイバル術でねじ不要
  2-7.回転止めのサバイバル術で低コスト化

3.樹脂部品における設計サバイバル術
  3-1.恐怖のケミカルクラックから逃れる設計サバイバル術
  3-2.恐怖のウェルドラインから逃れる設計サバイバル術
  3-3.樹脂箱の設計サバイバル術
  3-4.回路基板を収容するシールドボックスを設計する
  3-5.樹脂設計の加工ルール
  3-6.崖っぷちに穴を開ける設計サバイバル術で低コスト化
  3-7.スナップを効かせる設計サバイバル術でねじ不要
  3-8.熱カシメで締結する設計サバイバル術でねじ不要

4.切削部品における設計サバイバル術
  4-1.切削部品における設計サバイバル術とは?
  4-2.「C」と「R」は切削部品の設計サバイバル術
  4-3.鋳物箱の設計サバイバル術
  4-4.板金部品と切削部品を融合する設計サバイバル術
  4-5.樹脂部品と切削部品を融合する設計サバイバル術
  4-6.切削部品の生きる道

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