溶射技術の基礎と評価法および応用・例

溶射皮膜の特徴と問題点をわかりやすく解説する特別セミナー!

溶射技術の基礎と評価法および応用・例

共催:R&D支援センター

日時:2011年6月6日(月) 10:30〜17:30

≪講座のポイント≫
溶射は、成膜速度が速く、成膜材料の自由度が高い、基材への熱影響が小さい等の長所があり各分野に適用されています。溶射を表面改質手法に適用するには、溶射皮膜の特徴をはじめ、各種溶射方法の皮膜品質・生産性・設備等について知ることが重要です。近年、溶射技術においても、溶射現象の観察が容易になり溶射装置等のハード面、溶射材料を含め施工技術のソフト面が向上し更に適用が広がっています。そこで、溶射技術(溶射装置・溶射材料)の紹介・利用状況の問題点等を解説し、最近の新しい溶射法から量産部品に用いられる溶射の信頼性向上について分かりやすく解説いたします。

≪プログラム≫
Ⅰ. 溶射技術の概要
  1.溶射技術の基礎
  2.成膜のメカニズム
  3.他の成膜技術との比較・位置付け
  4.施工工程
  5.その他
Ⅱ. 各種溶射方法
  1.溶射設備の構成
  2.各種溶射方法と装置
    ・ガスフレーム、アーク、プラズマ、減圧等最新技術
  3.周辺設備・装置
    ・前処理、後処理、ハンドリング、溶射室等
  4.その他
Ⅲ. 溶射材料
  1.各種粉末等溶射材料の製造方法と特性
  2.溶射皮膜への影響
  3.品質管理
  4.その他
Ⅳ. 溶射皮膜の特性と評価方法
  1.溶射法による皮膜特性の違い
  2.皮膜特性の測定法 
    ・密着強さ、硬さ、気孔率、耐食性、耐熱性等
  3.溶射粒子の観察方法
  4.複合プロセス紹介
  5.その他
Ⅴ. 応用事例
  1.プラズマ溶射法による熱伝導・断熱・耐摩耗皮膜等の適用
  2.アーク溶射法による熱伝導・耐食皮膜等の適用
  3.HVOF溶射法による耐摩耗・耐食皮膜等の適用
  4.量産設備への適用
  5.その他
Ⅵ. 最近の溶射技術動向
  1.溶射方法・装置・種類
  2.溶射材料
  3.市場
  4.その他