機能安全規格に対応した安全性の高い組込みソフト開発法
事故を防ぎ信頼性を高めるための講座。対応が急がれている機能安全要求を満足させるソフトウェア開発技術を確立しよう!
機能安全規格に対応した安全性の高い組込みソフト開発法 〜演習付〜
共催:R&D支援センター
日時:2011年6月9日(木) 10:30〜17:30
≪講座のポイント≫
近年、組込みシステムに関する事故が相次いでおり、安全性に対する要求が高まってきております。そんな中、工作機械、自動車、鉄道、航空機、ロボットなど多くの組込み分野において、欧州発の機能安全規格への対応が要求されてきております。
本講義では、機能安全対応で必要となるソフトウェア開発手法の主要なものについて、講義だけではなく演習を通して習得を目指します。また、機能安全対応のソフトウェアの開発をどのように行っていけばよいかを説明します。今後迫られている機能安全対応への一助となれば幸いです。
≪プログラム≫
1.組込みソフトウェア開発の現状と今後
1-1 組込みソフトウェア開発の現状
1-2 安全に関する注目度
1-3 機能安全とは
2.機能安全規格IEC61508におけるソフトウェア開発
2-1 IEC61508規格の概要
2-2 ソフトウェア開発プロセス
3.安全性の高いシステム設計手法
3-1 安全性の高いシステムとは
3-2 リスク分析手法
3-3 リスク分析演習
3-4 検証手法
4.安全性の高いソフトウェア実装手法
4-1 コーディング規約について
4-2 MISRA-C実施方法
4-3 MISRA-Cルール説明
4-4 MISRA-C演習
5.安全性の高いテスト手法
5-1 テストの種類
5-2 テスト計画
5-3 テストスイート作成手法
6.ソフトウェアの機能安全対応のポイント