OpenCVによる画像処理プログラミングの基礎と応用
特殊な装置を用いずにPcで出来る画像処理プログラミング。基礎からPpencVに実装されている様々な画像処理アルゴリズムの理論までを実習を通して修得し、画像システムの構築に活かそう!
OpenCVによる画像処理プログラミングの基礎と応用 〜1人1台PC実習付〜
共催:R&D支援センター
日時:2011年6月13日(月) 13:00〜17:00、14日(火) 9:30〜16:30
≪講座のポイント≫
本講座では、オープンソースの画像処理ライブラリであるOpenCVを用いて、特殊な装置を用いる必要の無いPCベースの画像処理システムを開発するための基礎知識を実習形式で学習します。
OpenCVに実装されている様々な画像処理アルゴリズムやユーザインターフェース開発の解説および使用法の説明と並行して、実際にカメラを用いた画像の入出力を行ない画像処理システムを構築するまでの一連の流れを体験していただきます。応用例として、簡単な3次元視覚システムを構築していただきます。
≪プログラム≫
1.はじめに
1-1 画像処理システム開発の諸問題
1-2 OpenCVの概要
2.OpenCVの使用法
2-1 OpenCVを用いた画像処理プログラミングの概要
2-2 Windowsでのプログラミング
2-3 Linuxでのプログラミング
2-4 OpenCVインストールから開発環境の構築まで
3.OpenCVを用いた画像処理の基礎
3-1 画像の生成,ファイル入出力
3-2 画像データのアクセス
3-3 基本画像処理(フィルタリング、2値化など)
3-4 幾何学変換(拡大縮小,回転)
3-5 カラー画像処理
3-6 実習
4.グラフィクスとユーザーインターフェース
4-1 グラフィクス描画
4-2 ユーザーインターフェース
4-3 ファイル入出力
4-4 実習
5.画像処理応用
5-1 ヒストグラム,特徴抽出
5-2 輪郭・エッジ抽出
5-3 膨張・収縮
5-4 動画像処理
5-5 実習
6.OpenCVによる3次元視覚システムの構築
6-1 3次元視覚の基礎理論
6-2 カメラキャリブレーション
6-3 ステレオビジョンによる対象物の位置測定
6-4 実習