電源開発のための部品選定と回路設計法

電源回路の基礎から学び、開発、設計の注意事項、ポイントを身につけ、信頼性を確保しよう!

電源開発のための部品選定と回路設計法

共催:R&D支援センター

日時:2011年6月27日 (月) 10:30〜17:30

<講座のポイント>
各種電子機器用電源の効率改善や小型化には、スイッチングを用いたDC/DCコンバータの採用が有効である。しかし、部品数の増大、小型化による温度上昇やスイッチングサージによるスパイク電圧など信頼性に関わる問題がある。 
 本セミナーでは、これらの問題に対処するために、講師自身によるメーカでの開発・設計の経験を活かし、DC/DCコンバータの基礎、各種部品の設計法、各種部品の選択法および使い方について述べる。まず、電源回路の基礎を解説し本セミナーの導入部とする。次に、主要部品の選定について、パワートランジスタ、トランス、チョーク、コンデンサなどを取り上げてる。最後に、設計上の注意事項について述べる。

<プログラム>
Ⅰ. 電源回路の基礎 
  1.シリーズレギュレータ 
  2.スイッチング電源 
    a.各種コンバータ回路
    b.スイッチングについて
    c.フィードバック制御 
Ⅱ. 主要部品の選定
  1.パワートランジスタ
    a.バイポーラトランジスタ
    b.FET 
    c.制御用IC
  2.トランス 
    a.コアー材料
    b.巻き線 
    c.スペーシング等安全性 
  3.チョーク 
    a.直流重畳特性
    b.コモンモードチョーク他 
  4.コンデンサ 
    a.電解コンデンサ
    b.アルミ固体コンデンサ 
    c.フイルムコンデンサ
    d.その他 
  5.抵抗 
    a.電力用抵抗
    b.温度フューズ入り電力用抵抗 
    c.その他 
Ⅲ. 設計上の注意事項 
  1.熱設計
  2.実装設計
  3.ノイズ