機械設計製図の基礎講座
機能ごとに機械要素の使い方、使用材料の特徴や選定ができるようになる!
〜単なるCAD製図からCADを用いた「設計」へとブラッシュアップするための基礎知識〜
主催:R&D支援センター
日時:2011年6月20日(月) 10:30〜16:30
<講座のポイント>
実際の機械設計は、機械要素の種類や機能ごとに活用する基礎知識が必要です。設計対象の機能にマッチさせる例をもとに、機械要素の基礎知識を実務に適用させるための講座にします。また、実際の設計で使用する主な鉄鋼材料の選定となる要点を公開します。
<プログラム>
1. 機械を構成する要素にはどのようなものがあるか
1-1.つないだり、止めたりする要素
・ねじ。ボルト ・キー、ピン
1-2.動力、運動を伝える要素
・軸、軸継手 ・ 歯車
・カム ・ベルト伝動 ・チェーン伝動
1-3.必要なエネルギーを制動する要素
・ばね
1-4.物体の動きを助ける要素
・軸受 ・ガイド
2.機械要素を使ってできる機能
2-1.結合・固定機能 ⇒ねじ、ボルト、きー、ビン
2-2.回転機能 ⇒軸、軸受
2-3.直進作動機能 ⇒ボールねじ、ガイド
2-4.駆動機能 ⇒歯車、ベルト、チェーン
2-5.リンク等による機能 ⇒カム、ビン
2-6.調整機能 ⇒軸、軸継手、ばね
2-7.漏れ防止機能 ⇒管用ねじ、フランジ継手
3. 実例に学ぶ 機械の動くしくみと要素の選定
3-1.駆動装置の仕組み
3-2.回転軸の仕組み
3-3.空気圧を直線や回転運動に変換する装置の仕組み
3-4.クランプで物体をつかみ移送する装置の仕組み
3-5.収納・搬送装置の仕組み
3-6.運動を制御するブレーキの仕組み
3-7.スクリューの回転で物体を搬送する装置の仕組み
3-8.物体を直進させる装置の仕組み
3-9.大型回転装置の仕組み
【質疑応答・名刺交換・個別相談】
※ テキストは講師の著書『はじめての機械設計』を使用します≪当日配布≫