プラスチック系材料の疲労破壊メカニズムと解析方法

強度や破壊に関する基礎的な事項を理解するとともに、プラスチック系材料の疲労破壊メカニズムや解析方法について学ぼう!

プラスチック系材料の疲労破壊メカニズムと解析方法

主催:R&D支援センター

日時:2011年8月23日(火) 13:00〜16:30

≪講座のポイント≫
プラスチックおよびその複合材料はきわめて軽量であると同時に、耐食性や成形加工性などに優れているため、幅広い分野でその活用範囲を拡大している。この種の材料を軽量構造部材として有効活用するためには、各種強度特性や破壊挙動を十分理解しておく必要がある。なかでも疲労強度は繰返し荷重を受ける部材の安全性の立場から重要な課題となっている。

 本講習会では、強度や破壊に関する一般的な事項を理解するとともに、プラスチック系材料の疲労破壊メカニズムや解析方法について学ぶ。

≪プログラム≫
1.はじめに
2. 強度や破壊の基本事項
  2-1 変形と強度
  2-2 各種強度特性と破壊挙動
3. プラスチック系材料の性質、種類および用途
  3-1 プラスチックの長所と短所
  3-2 プラスチックの種類と用途
  3-3 繊維強化プラスチックの特徴と用途
4.プラスチックの劣化・損傷
  4-1 環境的因子
  4-2 機械的因子
5.プラスチック系材料の疲労特性
  5-1 疲労破壊、疲労試験およびS−N曲線
  5-2 疲労き裂の発生と進展のメカニズム
  5-3 疲労強度に対する影響因子
  5-4 疲労き裂進展試験と解析方法
  5-5 疲労寿命の予測
6.プラスチック系材料の疲労に関する研究例
  6-1 プラスチックの疲労
  6-2 繊維強化プラスチックの疲労
7.まとめと今後の課題
【質疑応答・名刺交換・個別相談】