自動車用機能安全規格ISO26262の概要速習講座
安全設計の国際規格として対応が急がれるISO26262。難解な規格の全容を1日で効率よく習得できる特別講座!
共催:R&D支援センター
日時:2011年7月12日(火) 10:30〜17:30
<講師の言葉>
車載電子機器の安全設計指針としてその内容や動向が注目されてきたISO26262だが、いよいよ国際規格として7月初旬成立見込みとなった。しかし規格はドラフト段階からその難解さが指摘されてきたとおり、関連分野・業界各社の対応が本格化する中、規格の全容を効率よく把握したい、規格の読み解き方を知りたい、対応に必要なポイントをおさえたいなどの要望が多いことから、今回規格の全容を一日で習得いただくことを目標とした講義を提供させていただく。
<プログラム>
1.規格概要
1-1 イントロダクション:ISO 26262とWG16
1-2 規格のバックグラウンド
1-3 機能安全の基本概念
1-4 規格スコープ:適用範囲と時期の考え方
1-5 規格の全体構造と安全ライフサイクル
2.ASILの理解
2-1 安全の定義とASIL
2-2 H&R:ASIL決定手順
2-3 規格要件構造とASILの意味
3.安全コンセプト
3-1 SR駆動トップダウンアプローチと安全コンセプト
3-2 安全メカニズムとディコンポジション
3-3 SR配置とASIL割付
3-4 機能安全コンセプト作成例
4.プロダクト要件
4-1 ハードウエア関連要件の骨子
4-2 ソフトウエア固有要件概要
4-3 部品レベルの規格対応の考え方
5.プロセス要件
5-1 確証方策の意味
5-2 一致性検証と妥当性評価
5-3 セーフティケースの解釈
5-4 監査,アセスメントと認証
6.Q&A