トラブル未然防止と失敗しないFMEA・FTAの実践講座
信頼性・高安全性設計を短期間で実現するための講座!失敗事例から効率よく効果を上げる方法を習得し、製品開発に応用しよう!
トラブル未然防止と失敗しないFMEA・FTAの実践講座 〜演習付〜
共催:R&D支援センター
日時:2011年9月6日(火) 10:30〜17:30
[講師の言葉]
昨今の経済危機を乗り越えるために、新製品の開発競争がより一層激化しています。優位に立つためには製品の機能・性能の向上、コストの削減、開発期間の短縮はもちろん、製品の使われ方・使用環境はより多彩になっている中、製品の信頼性・安全性への要求が非常に高くなっております。
これらの課題を解決するツールとしてFMEA・FTAが盛んに活用され効果を挙げています。またTS16949とQS9000の要求項目としても活用を求められております。しかし、実施する為の手間が莫大であり、半面効果が思ったように出ない事例も多く、「労多くして益少なし」「DR顧客説明に使用するだけ」等の声も少なくありません。
本講座では、高信頼性・高安全性設計の為のFMEA・FTAの実施手順、活用方法をわかりやすく説明するとともに、FMEA・FTAの失敗事例から効率よく効果を上げる方法を紹介し、FMEA・FTAの実践を通して高信頼性・高安全性設計を短期間で実現できるよう講義します。管理者、研究者、技術者等多くの方にご参加をお勧めいたします。
[プログラム]
Ⅰ.新製品開発及び工程管理とFMEA・FTA
1.歴史的背景
2.新製品開発ステップとFMEA・FTA
3.品質機能展開
4.工程管理
5.TS16949とQS9000要求事項及び各要求事項(APQPやPPAP)の位置づけと展開方法
Ⅱ.FMEAとFTA
1.FMEAとFTAの比較
2.FMEAとFTAを実施する上で
a.期待効果
b.心構え
c.管理要点
Ⅲ.FTA
1.FTAの活用方法、留意点
2.FTA実施手順
3.FTA実施事例
4.FTAの展開
Ⅳ.トラブルの未然防止
1.市場トラブル未然防止と再発防止
2.生産ライントラブル未然防止と再発防止
3.リスクマネージメントへの展開
Ⅵ.演習