電気・電子回路の基礎技術講座
機械・設備技術者も、これだけは、知っておきたい!電気・電子回路の基礎と動作技術を確実に身につけ学んだ知識を有効に活かしトラブルに効果的かつ速やかに対応しよう!
共催:R&D支援センター
日時:2011年9月16日(金) 10:30〜17:30
[講師の言葉]
今まで学んできた電気・電子回路の基礎知識が実務で活かされていないという声をよく聞きます。経験と勘に頼った執務展開には限界があり、学んだ知識を有効に活かす事が肝要です。
本講座では機械の設計や製作・運転・保守管理などに携わる現場技術者に電気・電子の正しい知識と、理論どうりに機械を働かせるための技術、さらにトラブルに際して効果的かつ速やかに処理するための手法を分かりやすく解説します。特に「電気が苦手」という機械技術者・現場技術者の方々の積極的な受講をお勧めします。
[プログラム]
1.電気回路に必要な各種機器について
−まず、電気器具の知識をもつとよい−
1-1 ボタンスイッチ
1-2 マイクロスィツチ
1-3 電磁リレー
1-4 電磁接続器
1-5 配電用遮断器
1-6 表示灯
2.電気・電子回路に用いられるセンサのはたらき
―自動回路にセンサが必要―
2-1 位置の検出(リミットスィツチ)
2-2 場所の検出(光電スィツチ)
2-3 湿度の検出(温度スィツチ)
2-4 時間の検出(タイマ)
3.電気回路を読むための図記号
―図記号を覚えないと回路が読めない―
3-1 電気器具の図記号
3-2 電気回路図の表し方
4.基本的な電気回路
―複雑な電気回路でも基本回路の組合せ―
4-1 直列回路
4-2 並列回路
4-3 ブレーク接点回路
4-4 禁止回路
4-5 排他的OR回路図
4-6 自己保持回路
4-7 インターロック回路
4-8 タイマによる遅延動作回路
5.自動化のための実用電気回路
―覚えておくと非常に便利な回路―
5-1 一定時間後に動作する回路
5-2 一定時間だけ動作する回路
5-3 順番に動作する回路
5-4 非常の説きに全て停止させる回路
5-5 一定の位置に停止させる回路
5-6 チョイ回しする回路
6.ICによる基本論理回路
―電子回路は基本論理回路により構成される―
6-1 AND回路
6-2 OR回路
6-3 NOT回路
6-4 NAND回路
6-5 NOR回路
7.自動化のための電動機制御回路
―自動化には動力源として電動機がよく使われる―
7-1 電動機の始動制御回路
7-2 電動機の正逆転回路
7-3 電動機の寸動運転回路
7-4 電動機の遅延運転回路
8.機械・設備の応用自動化回路
8-1 穴あけ専用機の制御回路
8-2 タップ立て専用機の制御回路
8-3 ドリル折損検査機の制御回路
8-4 自動搬送の制御回路
8-5 NOR回路
9.質疑応答