知財を活用した新事業とイノベーションの実践講座

実践レベルで役立つように知財マネジメントと事業化マネジメントとの関係を明確化し、技術移転、アライアンスなどオープン・イノベーションに対応して使えるように解説する特別講座!

知財を活用した新事業とイノベーションの実践講座

共催:R&D支援センター

日時:2011年9月22日(木)10:30〜17:30

[講師の言葉]

企業の未来創りやイノべーションに対して、知的財産(知財)はどのような貢献が可能でしょうか。
 本セミナーでは、このような問いに対して具体的な新事業展開に関連した知財マネジメントの方法や戦略的な考え方、解決策を提供していきます。言葉を変えると、開発・事業化の視点から知財の役割や価値、方法論を全面的に見直し、実践レベルで役立つように知財マネジメントと事業化マネジメントとの関係を明確化し、技術移転、アライアンスの重要性などいわゆるオープン・イノベーションに対応して使えるようにも解説を行います。

[プログラム]

はじめに:知的財産はイノベーションの未来コア
Ⅰ.知財マネジメントに役立つMOT(技術経営)の基礎
  1.知財戦略創りに役立つ4つのステージ
  2.最新のMOTの考え方とキーワード紹介
  3.MOTの役割と各ステージの知財戦略
  まとめとQ&A
Ⅱ. 日本の知財の現状と製造系企業の環境変化
  1.知的財産とプロダクト・イノベーション
  2.日本の知財立国と知的財産基本法
  3.日本のものつくりとハイテク技術
Ⅲ. 新事業創出への知財マネジメントと知財ロードマップ
  1.企業経営における知的財産の重要性
  2.知的財産の事業性価値の基本的考え方
  3.知財ロードマップの重要性と知財の棚卸し
Ⅳ. 知財関係者に必要なマーケティング手法
  1.知的財産マネジメントや知財評価のためのマーケティング
  2.マーケットのライフサイクルのカテゴリー分けとベネフィットの把握
  3.知財の事業性評価に必要なマーケティング・プロセスの実際
Ⅴ. 知財マネジメントとオープン・イノベーション
  1.オープン・イノベーションと各種アライアンス
  2.開発下請けから開発パートナー型への知財マネジメントと契約の考え方
  3.中小・ベンチャー企業と大企業の開発受託契約事例
Ⅵ. 産学連携と技術・知財移転、ライセンス契約の考え方
  1.知財にかかわる産学官連携の本質
  2.技術移転から知財移転へ
  3.ライセンス契約(知的財産の移転契約、TLOの役割など)
Ⅶ. 事業化に役立つ知財人材の考え方と役割
  1.起業家精神の重要性と共有化
  2.知財人材はサポーターからメインプレーヤーへ
  3.ビジネスプランの考え方と知財人材
Ⅷ. まとめと提言:知財MOTの融合による新たなイノベーション