人間快適工学による自動車シートの快適性評価方法

感性情報である表皮布の手触り感やシートの座り心地を数値化する官能検査方法、シートの座り心地とシートの特性の関係などについて、多くの実験データに基づいて解説する!

人間快適工学による自動車シートの快適性評価方法

主催:R&D支援センター

日時:2012年4月25日(水) 12:30〜16:30

【講座の趣旨、ポイント】
 自動車シートに使用されている表皮布(ファブリック、本革)の手触り感やシートの座り心地は、人間の視覚や触知覚による感性で評価されています。そこで、感性情報(快適性)である表皮布の手触り感やシートの座り心地を数値化する官能検査方法(性別、年齢の影響)、表皮布の手触り感とシートの座り心地との関係、表皮布の手触り感と物理特性との関係、シートの座り心地とシートの特性との関係について、多くの実験データに基づいて解説します。

【プログラム】
1.人間の視覚と触知覚機能
2.人間快適工学とは
3.感性情報と官能検査法
3-1 感性情報「快適性」は数値化できるか?
3-2 官能検査法(一対比較法、順位法、SD法)について
4.自動車シート表皮布の「手触り感」の数値化方法
4-1 表皮布の「手触り感」評価法
4-2 「手触り感」を表皮布の物理量より予測する方法
5.自動車シートの「座り心地」評価
  5-1 表皮布(ファブリック)の「手触り感」とシートの「座り心地」との関係
  5-2 シートパッド特性とシートの「座り心地」との関係
  5-3 表皮布(ファブリック)の物理量からシートの「座り心地」を予測
  5-4 本革の「手触り感」と本革シートの「座り心地」との関係

(質疑応答・名刺交換・個別相談)