プラスチック押出成形の基本技術およびトラブル発生原因とその対策
プラスチック、ゴム、エラストマー・・・押出加工に関する様々なトラブル原因・各対策技術および効率化するための材料、設備、加工技術に関して講師の経験を踏まえて解説!
プラスチック押出成形の基本技術およびトラブル発生原因とその対策
主催:R&D支援センター
日時:2011年4月28日(木) 12:30〜16:30
<講座のポイント>
プラスチックスの成形加工の中で押出技術は、異形品、チューブ、シート、電線、ケーブル等多種類の製品の製造技術として重要な位置付けにある。
今回は、その基本技術を解りやすく解説するとともに、最近の注目される技術動向、実際の現場でのトラブル対策を詳細に説明し、装置関連設備、押出技術、不良対策まで幅広い解説を行う。
<プログラム>
1.押出加工設備の基本と最近の進歩
1-1.押出加工機の基本構造と役割、最近の進歩について
1-2.フィード、スクリュー、ブレーカープレート、ヘッド、ダイ、ニップル
・押出機各部の設計と加工性の関係
2.押出加工技術
2-1.ゴム、プラスチックスの流動性と加工性指標
2-2.ゴムの加硫挙動と加工性指標
2-3.スクリュー構造等の設計と加工性
2-4.代表的ゴム、プラスチックス、TPEの押出加工性、加工条件
2-5.機能性コンパウンド(例、難燃材料、導電材料)の加工性
2-6.連続加硫、架橋における押出技術
3.押出加工におけるトラブルと対策
3-1.プラスチックス、TPEにおけるトラブル対策
・脈動、外観荒れ、ダイスウェル、ブリード、ブルーム、プレートアウト
・目やに、メルトフラクチャー、ゲル化、フィッシュアイ、スパイダーマーク
・カラス等
3-2.ゴムにおけるトラブルと対策
4.高速、高能率押出技術のポイント
4-1.押出材料
4-2.押出設備
4-3.加工技術
5.特許に見られる最近の押出機、加工技術